腰・膝

腰痛

腰痛の症状は、腰の痛みや不快感です。腰痛は、さまざまな原因によって引き起こされ、ほとんどの場合はっきりとした原因がわかりません。筋肉の緊張や炎症、神経の圧迫、椎間板の問題などが考えられます。原因が特定できる腰痛の多くは、腰椎の異常によりもたらされるのです。
病院では、「椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」と診断されます。

下半身の痺れ

下半身の痺れの症状は、足が痺れて痛みを感じたり、歩行が困難になったりします。座りすぎや長時間同じ姿勢を続けることによる神経圧迫によって起こるほか、脊椎の問題や糖尿病・神経障害が原因で起こることもあります。また、貧血・ビタミンB12不足・薬物の副作用・ストレスなど、他のさまざまな要因も下半身の痺れを引き起こすことがあるのです。

ぎっくり腰

ぎっくり腰は、腰をひねったり、急激な動きや重いものを持ち上げたりして腰の筋肉や靭帯に負担がかかり、急性の腰痛が生じる状態です。
腰の動きが制限されるほか、強い痛みを感じることがあります。また、長時間不適切な姿勢で座ったり立ったりして腰椎に余分な負荷をかけることや、筋力の低下・年齢とともに腰椎の椎間板や関節組織の経年変化が、ぎっくり腰を引き起こすこともあります。

腰痛の解消法

急激に痛みを感じた場合は、腰に負担がかかる活動を控え、腰を休めることが重要です。横になり、安静にしましょう。慢性的な痛みは、温湿布で痛みがある場所を温めたり、ゆっくりお風呂に浸かったりすると緩和できます。また、腰痛の予防として、適切な姿勢を保持することも大切です。デスクワークを行う場合には、適切な椅子やデスクを使用して姿勢を保ちましょう。そして、体重が重いと腰への負担を増やすため、健康的な体重を維持することも重要です。

下半身の痺れの解消法

下半身の痺れは、正しい姿勢を保つことや、定期的に休憩を取ることで痺れを軽減できる場合があります。また、適度な運動は筋力を維持し、血液の循環を促進するため、下半身の痺れの改善に役立つでしょう。ウォーキングや、ストレッチ・軽い筋力トレーニングなどがおすすめです。マッサージやストレッチも効果が高いほか、痺れの原因が筋肉の緊張や血流の低下である場合、温湿布や温熱療法を試してみると良いでしょう。血液の循環を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。

ぎっくり腰の解消法

ぎっくり腰を起こしたら、腰に負担をかけないように休息し、安静にすることが重要です。激しい運動や重い物の持ち上げを避けましょう。痛みを和らげるには、患部に温熱パッドや温めたタオルを当てるのが効果的です。温めることで筋肉の緊張がほぐれ、血流が促進されます。痛みが強い場合は、腰を安定させるために、サポーターなどの補助具を使用すると良いでしょう。適切なサイズのものを選び、正しく装着してください。